- 2018年4月6日
- 2020年4月11日
量の平準化とは【カイゼン用語】
量の平準化とは、生産量、あるいは、生産数、生産時間等を、ある一定の区間内において、一定のボリュームにして生産を行なうことです。お客様の注文のバラツキに答えるという視点と、ロスを発生させずに効率よく生産を行なうという視点の2つをバランスよく持ち、生産体制を構築していくことが必要不可欠であることを覚えておきましょう。
量の平準化とは、生産量、あるいは、生産数、生産時間等を、ある一定の区間内において、一定のボリュームにして生産を行なうことです。お客様の注文のバラツキに答えるという視点と、ロスを発生させずに効率よく生産を行なうという視点の2つをバランスよく持ち、生産体制を構築していくことが必要不可欠であることを覚えておきましょう。
種類の平準化とは、複数の品種の生産を行なう際、品種毎にまとめて流すのではなく、万遍なくバラシて生産を行なうことを言います。種類の平準化を行なわないと、リードタイムの悪化や部品価格の上昇、コスト増加へ繋がってしまうため、種類の平準化という考え方を、しっかりと理解しておきましょう。
平準化とは、平らにならして生産を行なうことを指します。究極は、1個単位にまで生産を平準化することではあるものの、段取り替えの増加などの課題も多く、決して簡単ではありません。自社の実力をしっかりと見極め、少しずつ実力を上げながら平準化のレベルも上げていくことが大切です。
かんばん(カンバン)とは、製造や運搬に必要な情報が記載された、1枚の紙切れのことです。トヨタ生産方式の2本柱であるジャストインタイムとニンベンの付いた自働化を成立させるためのツールの1つです。かんばんは、あくまでジャストインタイムや自働化のための手段です。
TPS(ティーピーエス)とは、トヨタ生産方式の英語表記 Toyota Production System の略称のこと。トヨタ生産方式は、必要なモノを、必要な時に、必要な分だけ届けることを目的とし、数々の改善を積み重ねて確立された生産方式です。
「トヨタ生産方式を活用した改善事例集」の学習ページです。このページでは、「大部屋化による生産性向上の改善事例」を紹介しています。日々の作業負荷の変動を大部屋化という考え方を導入し、生産性を大きく向上させた事例です。
トヨタ生産方式基礎講座 中級編では、今や生産活動の基本中の基本と言ってよい存在であるトヨタ生産方式について解説しています。本講座では、標準作業や、稼働率と可動率の違い、後工程引取り生産の成立条件等を学習することが出来ます。
作業順序とは、作業者がモノの運搬、機械への取付け取外し、加工・組立等の作業を「最も効率的に行なう」ための順序のこと。標準作業の3要素のうちの1つ。最も効率的な作業の順序が決まっており、誰でも同じ作業が出来るような順序に落とし込まれていることが大切。
タクトタイムとは、製品1台あるいは部品1個を「何秒で造らなければならないかという時間」のこと。標準作業の3要素のうちの1つ。作業の1サイクルの時間を、タクトタイムに合わせていくことが改善のアプローチとして重要。
標準作業の3要素とは、タクトタイム、作業順序、標準手持ちの3つのこと。この3要素が揃っていないものは、いくら作業手順書が存在していたとしても、標準作業とは呼ばない。