量の平準化(りょうのへいじゅんか)とは
当然のことながら、どんな製品の注文でも、お客様からの注文量は毎日、毎週、毎月バラバラです。
このバラツキにどうやって対応していくかが、非常に重要な生産課題となります。
一般に、お客様からの注文量のバラツキをそのまま生産計画へ反映させると、日々生産量が大きくバラツクことになります。
そうなった場合、生産側は、どうしても「生産が最大な時に必要な人員を抱えていく」という対応になってしまいます。
そのことにより、生産が少ない場合は過剰人員による手待ちロス等が発生することになるのです。
従って、基本的には、月単位で平準化して生産を実施していきます。
そのつきの生産数に応じた工数(=人員)を確保し投入していくという対応を行ないます。
お客様の注文のバラツキに答えるという視点と、ロスを発生させずに効率よく生産を行なうという視点の2つをバランスよく持ち、生産体制を構築していくことが必要不可欠であることを覚えておきましょう。

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