QC検定対策

重点指向とは ~QC的ものの見方・考え方~

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若手社員がイキイキと働けるような環境づくりの一端を担うはずの「教育」。会社として教育の全体像が描かれていないため、多くの企業では「点」の教育しか行えていないのが実態です。なぜ教育が活性化しないのか、その答えの1つに体系化があります。本コラムでは、製造業をはじめとした多くの企業における共通の課題である「教育の体系化」について、多くの企業でやりがちな失敗例と具体的な進め方について紹介しています。

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【QC検定学習ページ】重点指向とは

資源を有効に活用するための重点指向

重点指向とは、目標を達成するために、結果に及ぼす影響を調査・予測し、効果が大きく優先順位が高いものを重点的に取り組むことを指します。

品質等の改善活動を行なう際、全ての問題に対して満遍なく取り組むことは効率的ではありません。あれもやりたい、これもやりたい、というように、全てのことに取り組もうとして、結局全てが中途半端になってしまったことはありませんか?あるいは、時間を掛けて取り組み改善されたものの、結果的に職場として大きな成果にはならなかったということはありませんか?

言われてみれば当然ではあるものの、意外と出来ていないのが、この重点指向なのです。重点指向で取り組みを進めていくことで、部分最適ではなく全体最適な視点で取り組みが可能となるのです。

優先順位の付け方

限られた経営資源(人、モノ、金、時間)を最大限有効に活用するためには何をしたらよいのでしょうか。それは「優先順位」を明確化です。では、どうやって優先順位を付けていったらよいのでしょうか?

重点指向で仕事や改善を進めるには、上位方針に対する自分の業務・役割を理解し、結果に大きな影響を与える要素を見極めることが大切です。優先順位を決める際には、次の3つの視点を押さえておくようにしましょう。

まずは、緊急度です。
直ぐに対策を取る必要性があるかどうか、早急に対策しなかった場合に発生する不具合とその影響の大きさや、すぐに対策しなかった場合に起こる結果の深刻さから判断をしていきます。

次に、影響度と重要度です。
問題が影響を及ぼす範囲の大きさを確認します。例えば、その問題を対策しなかった場合に、小さい範囲で済むのか、あるいは会社全体に影響してしまうのか等から判断します。

最後に、拡大傾向です。
その問題を放置することで、どれだけ問題が大きくなるリスクがあるのかを確認します。現在の傾向だけでなく、過去も含めたデータの経過から判断をします。

これらの3つの視点を踏まえて優先順位を決めることが基本となります。

優先順位を明確にして進めよう

物事を効率的に進めていくためには、効果の大きいものにターゲットを絞って改善し、費用対効果を最大にする、「重点指向」という考え方で優先順位を付けて改善を進めていくことが不可欠な要素となります。重点指向では、同じ費用(労力)を掛けるのであれば、全体の問題の中で大きな問題を優先的に行った方が経済的であることは当たり前のことですよね。

QC検定対策にも最適!品質管理の基礎知識 記事一覧

QC的ものの見方・考え方

※記事更新中!全て揃うまでもう少々お待ちください!
1.品質優先、品質第一
2.マーケットインとプロダクトアウト
3.顧客の特定
4.Win-Win
5.後工程はお客様
6.プロセス重視(品質は工程でつくる)
7.特性と要因,因果関係
8.応急対策,再発防止,未然防止,予測予防
9.源流管理
10.目的志向
11.QCD+PSME
12.重点指向とは
13.部分最適と全体最適とは
14.三現主義と5ゲン主義
15.見える化
16.潜在トラブルの顕在化
17.ばらつきに注目する考え方
18.全部門,全員参加
19.人間性尊重,従業員満足(ES)

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