マーケティング

マーケティングの4つのP

マーケティングの4つのP【マーケティングの基礎:第4章】

第4章では、Product(製品)、Price(価格)、Place(流通チャネル)、Promotion(広告・販売促進)について解説しています。

◆カイゼン講座:マーケティングの基礎講座◆

世の中にあふれているモノは、すべてマーケティングを通じてみなさまの手元に届いています。
いいモノを作れば勝手にモノが売れていく時代は過去のことです。モノづくりと切り離せないマーケティングの基本を、幅広く学んでいきましょう。

第1章:マーケティングとは
第2章:マーケティングのR
第3章:マーケティングのSTP(前編)
第3章:マーケティングのSTP(後編) ※無料一般会員限定
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マーケティング戦略の実行プロセス

マーケティングの4つのP-スライド3

まずは、マーケティング戦略の実行プロセスの5段階を、振り返ってみましょう。

マーケティングの実行プロセスは、リサーチ、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、そして4つのPの5段階となっています。

第2章のリサーチでは、市場や顧客の意見・要望を正しく反映させるため、3つの視点から考える必要性を、学びました。

第3章のセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングでは、企業が自社の強みを活かして競争を勝ち残っていくための、意思決定の視点を学んできました。

本章では、その製品、サービスを売るための、4つのPについて学んでいきましょう。

4つのPってなに?

4つのPとは
マーケティングの4つのP-スライド4

まずはじめに、4つのPって何のことなのですか?

4つのPとは、
Product(製品)
Price(価格)
Place(流通チャネル)
Promotion(広告・販売促進)
の4つのことで、これらの頭文字をとったものです。

サービス業では、これに、People(従業員の質)、Process(提供方法)、Physical Evidence(物的証拠)の3つのPを足した、7Pや、顧客側から見た視点を取り入れた4C(Consumer、Cost、Convenience、Communication)などもありますが、今回は、製造業で基本となる、4つのPを対象にします。

4つのPの必要性は?
マーケティングの4つのP-スライド5

なるほど!それで、そもそも4つのPって何で必要なんですか?

この4つのPがなければ、お客様にモノが届かないからなんです。

これまでの章では、リサーチ、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングでは、どんなものが求められており、どの層の誰に、どのような立ち位置で提供するか?という、マーケティング戦略を学んできましたよね。
本章のマーケティングミックスである4つのPは、その戦略を実施するための戦術です。すなわち、どうやって提供するかを決めて、それを実施するという段階になります。

では、次のページより、それぞれの4つのPを説明していきましょう。

Product(製品)

どんな特徴を持たせるか
マーケティングの4つのP-スライド7

まず最初は、Product(製品)です。

製品においては、顧客の期待に応えるために、どんな特徴を持たせるのかを決定します。

よい製品であれば、何もしなくてもどんどん売れると思われがちですが、競争の激しい最近の市場では、競合が多く目に留まってもらえません。
従って、企業は単によい製品を作るだけではなく、顧客にどういうふうに使ってもらいたいのか、顧客の期待に応えるためにどのような特徴を持っているのかなどを、定義しておく必要があるわけです。

例えば、機能・品質・デザイン・ブランド名・パッケージ・アフターサービス・保証がそれにあたります。

ビデオカメラを例にすると、孫を撮影するためのおじいちゃんがターゲットだとした場合、使い易さや、画面や文字の大きさ、使い方をナビゲーションしてくれるなどの機能が求められます。

このように、前章で学んだSTPにより、明確となったターゲットの期待に応えるためには、特徴を明確にした製品を作ることが重要となっていきます。

製品の価値=価格
マーケティングの4つのP-スライド10

続いて、2つ目のPは、Price(価格)です。

価格とは、顧客が製品と引き換えに支払う金額で、最も重要なことは、顧客が見いだしている、製品の価値が価格であることです。

価格の設定方法は、原価に利益を上乗せする方法や、また、周りの価格に合わせて決める方法などが一般的ですが、これからは、製品価値を高め、顧客が高いお金を出してでもほしいと思ってもらえるようなモノを世の中に出していけるかが鍵になってきます。

顧客の価値を見極めた戦略が必要不可欠なのです。

Place(流通チャネル)

どういう流通経路で顧客に製品やサービスを届けることが最適か
マーケティングの4つのP-スライド12

続いて、3つ目のPは、Place(流通チャネル)です。

流通チャネルでは、直販で売るか、代理店に売ってもらうか、オンライン通販で売るか等、どの流通経路でお客様に製品やサービスを届けることが最適か、ということを決めることをいいます。

例えば、製品のメーンターゲットがおじいちゃんだった場合、パソコンでオンライン上での購入、デパート等百貨店で購入、馴染みのある街の電気屋さんのうち、どこで購入するかを考えると、一番可能性が高いのは、馴染みのある街の電気屋さんになるだろうと予想されます。

理由は、いつでも使い方を聞けることなど、アフターサービスが充実しているからです。
プレイス(流通チャネル)を考えた場合、そのビデオカメラは街の電気屋さんを通じてお客様に届くことが、最も期待に応えており、最適だと考えられるのです。

このようなイメージで、プレイス(流通チャネル)を決定していきます。

Promotion(広告・販売促進)

製品の存在を知らせ、需要を喚起させる活動
マーケティングの4つのP-スライド15

最後の4つめのPは、Promotion(広告・販売促進)です。

プロモーション(広告・販売促進)は、顧客に対して製品の存在を知らせ、需要を喚起させる活動のことです。
広告、PR、セールス活動、ダイレクトマーケティングなど、販売促進に関する活動が当てはまります。

例えば、ある技術者が、孫を撮影するおじいさんをペルソナに設定しながら、操作が簡単で分かりやすいビデオカメラを開発し、最高傑作が出来たとしても、今人気がある若いアイドルをCMに起用してしまうと、ターゲット顧客であるおじいさんにうまく伝わらず、思うような販売促進効果が期待できない結果となってしまいます。

誰に何を伝えたいか、それをしっかりと考えて、広告・販売促進をしていくことが必要不可欠なのです。

第4章まとめ

マーケティングの4つのP-スライド16

いかがでしたでしょうか?

マーケティングの4つのPは、それぞれが密接にかかわっているので、「整合性」がとれているかどうかに注意しながら施策を考える必要があります。

また、それだけでなく、自社のブランドやイメージとも整合しているかを考えていくことも重要なポイントです。合わせて覚えておきましょう。

マーケティングの4つのP-スライド17
では、最後にまとめです。

第1問、4PとはProduct(製品)・Price(価格)と、あと2つはなんでしょうか?

⇒正解は、Place(流通チャネル)・Promotion(広告・販売促進)です。

第2問、価格とは顧客が見いだしている製品の何といえるでしょうか?

⇒正解は、価値となります。

第3問、4Pは何に注意をしながら考える必要があるのでしょうか?

⇒正解は、「整合性」がとれているかどうか、自社のブランドやイメージにも合っているかです。

自社の製品・サービスが売れるかどうかは、実際の行動にあたる、この4つのPがとても重要になってきます。しっかりと覚えておきましょう。

最後に・・・

マーケティングの4つのP-スライド18

「マーケティング・マネジメントから学ぶ~マーケティングの基礎講座」の講義は以上となります。
第1章から第4章までの学習お疲れさまでした。

最後に1つだけ問題です。

第1章で学習した、マーケティングとは?一言で言うと何でしたでしょうか?

マーケティングとは、市場の期待に応え、利益をあげること、つまりWIN-WINの関係を築くことです。

この視点が非常に大切です。マーケティングを行なう上では、決して独りよがりにならず、顧客の期待に応えるという視点を第一に考えて進めていきましょう。


このコンテンツが、あなたの今後の活動に役立つことを、心から願っています。
引き続き、その他の講義も是非ご覧ください。

◆その他の章はこちらから◆

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