マーケティングとは【マーケティングの基礎:第1章】

本ページは、講座「s-001:マーケティングの基礎講座 第1章:マーケティングとは」の学習ページです。第1章では、まずはそもそもマーケティングとは何か、基本的な考え方について確認し、日常にあるマーケティングについても例を挙げ学習していきます。

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本講義の目的

では、まずは本講義の目的を確認しましょう。
マーケティングという言葉はよく聞くけれど、実際何をしているのか、あまり関心を持ってない方もいると思います。
しかし、次の問いについて考えてみましょう。
マーケティングは、ものづくりにとってどんな役割をしているのでしょうか。
そもそもマーケティングとはどんなことなのでしょうか。
マーケティングを理解するためには、どのようなことを学ばなければならないでしょうか。

本講義では、これらのことについて、自分なりの答えを持つことを目的にしています。
それでは早速、マーケティングの基本を学習していきましょう。

本講座の目次

目次です。本講座では、次の内容で学習を行ないます。

第1章:マーケティングとは
第2章:マーケティングのR
第3章:マーケティングのSTP
第4章:マーケティングの4つのP

それでは早速、「第1章:マーケティングとは」について講義を始めましょう。

「第1章:マーケティングとは」の目次

第1章では、下記の順で学習を行ないます。

1.マーケティングの基本的な考え方
2.日常にあるマーケティング
3.第1章まとめ

1.マーケティングの基本的な考え方

まずは、「マーケティングの基本的な考え方」について確認していきましょう。

フィリップ=コトラー

マーケティングを学ぶ上で避けては通れない人物がいます。その人物とは、フィリップ=コトラーです。
これからマーケティングを学ぶという人は、必ずフィリップ=コトラーという人物に出会うはずです。

現代のマーケティングをフレームワーク化し、また今もなお市場の変化に応じ、そのフレームワークを変化させ続けている現代マーケティングの第一人者です。

有名な著書では『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』があり、マーケティングでは指南書といえる一冊です。

では、もう少しマーケティングを具体的に説明するとどうなるのでしょうか。

・自社製品やサービスをどんどん積極的に販売すること。
・飛び込み営業や店頭呼び込みで自社製品やサービスを売り込むこと。
・コマーシャル(宣伝)でお客様に自社製品やサービスを知ってもらうこと。
・マーケットの動向を調べるための事前準備活動をすること。
等でしょうか。

マーケティングの本質

色々な考え方がありますが、今挙げてもらったことは、あくまでマーケティングの部分的な側面です。
この考えに固執せずに、今回はマーケティングの本質について学習します。

つまりマーケティングとは?

ではここで、マーケティングを理解するために、単語を分解して考えてみましょう。

マーケティングは「マーケット」と「イング」に分けられます。
マーケットはユーザーや市場、イングというのは進化や変化を意味します。

つまりマーケティングは、ユーザーや市場の要求に合致するように、モノ・サービスを進化・変化させていくことを指すのです。

市場の期待に応え、利益を上げること

以上を踏まえ、マーケティングを一言で表現すると、『市場の期待に応え、利益を上げること』と言えます。
マネジメントの大家、ピーター・ドラッカーは、「マーケティングの理想は、販売を不要にするものである。」と述べています。
自社製品を売り込むのではなく、市場の変化を捉えお客様を知り尽くし、ニーズに応えることによって、お客様が自ら買いたくなるように導くことを目的としています。
様々な定義がありますが、今回の講義では、マーケティングを『市場の期待に応え、利益を上げること』という定義で進めていきます。

また、マーケティングは企業の事業活動の源泉となるお金を生み出すという意味で最も重要な役割を果たしているとも言えるのです。

2.日常にあるマーケティング

それでは次に、日常にあるマーケティングについて確認します。

土用の丑の日

皆さんは土用の丑の日といえば何を思い浮かべるでしょうか。

そう、ほとんどの人が鰻を思い浮かべると思います。
土用の丑の日は鰻を食べるという習慣については諸説ありますが、きっかけは幕末の万能役者として有名な平賀源内が発案したという説が最もよく知られています。

夏場に鰻が売れない。どうすればよいのかと、近所の鰻屋が源内に相談をしました。

そこで源内は、「本日、土用の丑の日」という看板を店先に貼り出してみてはと提案します。
アイディアをもらった鰻屋は、実際に指示通りに貼り出したところ、

鰻屋は大繁盛

なんとその鰻屋は大繁盛することになったのです。

その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したと言われています。

その背景としては「丑の日に『う』の字が付く物を食べると夏負けしない」という風習があったそうです。
鰻もそれに合致していたため、定着したと言われています。

しかし、よく考えてみると、土用の丑の日というのは季節の変わり目にあり、年に4回以上存在しています。

では、なぜ季節の変わり目の全てに土用の丑の日があるのに、夏の土用の丑の日だけ鰻を食べることが習慣づいているのでしょうか。
夏に鰻が売れないから、困った鰻屋が一方的に・・・という考え方ではここまで定着していないと思われます。

お客様のことを考えた戦略があったから

ここまで定着したのは、お客様のことを考えた戦略があったからだと推測されます。
夏の土用の丑の日に栄養価の高いモノを食べれば夏バテ防止になるという狙いです。
このことが、土用の丑の日が現在まで廃れることなく続いている理由の1つであると考えられるのです。

なお、実は、鰻の旬は本来は冬で、冬の鰻のほうが脂がのっていて美味しいのです。
「うなぎのまち岡谷」をキャッチフレーズにする長野県岡谷市では、「もっと美味しい鰻を食べたい」というお客様の期待に応える為、寒の土用丑の日にも、ウナギを食べることをPRしています。もしかすると、今後有名になっていくかもしれません。

「買い手」を考えた「売り手」側の想い

マーケティングは身の回りにたくさんあります。
例えば、なぜその食事を選んだのか、なぜその時計を買ったのか、なぜその本を選んだのか、なぜこの講座を選んだのか等です。

“なぜ”その選択をしたのかを突き詰めていくと、そこには「買い手」を考えた「売り手」側の想いがあります。
それがマーケティングなのです。

3.第1章まとめ

最後に、第1章のまとめをしましょう。
第1問、マーケティングは企業に何を生み出すのでしょうか?
マーケティングは、事業活動の源泉となるお金を生み出してくれます。
第2問、マーケティングは「誰を」考えた、売り手側の想いでしょうか?
それは買い手です。マーケティングは買い手のことを考えた売り手側の想いなのです。
第3問、マーケティングとは何でしょうか。一言で表現してみましょう。
様々な考え方がありますが、一言で表現すると、マーケティングとは市場の期待に応え利益をあげることと言えます。

いかがでしたでしょうか?マーケティングとは決して難しいことではなく、常にみなさんの周りで起きていることなのです。
マーケティングは決して堅苦しいことではないということが、お分り頂けたと思います。


以上で、「第1章:マーケティングとは」の講義を終わります。引き続き、「第2章:マーケティングのR」の講義に進みましょう。
このコンテンツが、あなたの今後の活動に役立つことを、心から願っています。
引き続き、その他の講義も是非ご覧ください。

「~マーケティング・マネジメントから学ぶ~ マーケティングの基礎講座」では、モノづくりと切り離せないマーケティングの基本について解説しています。「マーケティングのR」や、「マーケティングのSTP」等、マーケティングの基本を、幅広く学習していきましょう。

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