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第1章:部下が育たないのはなぜか? ⇒ このページはココ
第2章:部下との関係性を良くするために(前編)
第2章:部下との関係性を良くするために(後編) ※無料会員以上限定
第3章:褒め方と叱り方のポイント ※無料会員以上限定
第4章:正しい報連相とは?(前編) ※法人会員限定
第4章:正しい報連相とは?(後編) ※法人会員限定
第5章:チームが最大の成果を出すために(前編) ※法人会員限定
第5章:チームが最大の成果を出すために(後編) ※法人会員限定
若手社員がイキイキと働けるような環境づくりの一端を担うはずの「教育」。会社として教育の全体像が描かれていないため、多くの企業では「点」の教育しか行えていないのが実態です。なぜ教育が活性化しないのか、その答えの1つに体系化があります。本コラムでは、製造業をはじめとした多くの企業における共通の課題である「教育の体系化」について、多くの企業でやりがちな失敗例と具体的な進め方について紹介しています。
「部下が育たないのはなぜか?」動画講義
若手社員がイキイキと働けるような環境づくりの一端を担うはずの「教育」。会社として教育の全体像が描かれていないため、多くの企業では「点」の教育しか行えていないのが実態です。なぜ教育が活性化しないのか、その答えの1つに体系化があります。本コラムでは、製造業をはじめとした多くの企業における共通の課題である「教育の体系化」について、多くの企業でやりがちな失敗例と具体的な進め方について紹介しています。
「部下が育たないのはなぜか?」スライド講義
はじめに
普段、部下を持つ職層の皆様は、部下の育成のために、日々色々な取組みをされていると思います。
そんな中で、次の問いについて考えてみましょう。
どんな所を指導したら、部下は育ってくれると思いますか?
なぜ部下を褒めることが大切だと思いますか?
なぜ部下は報連相をしてくれないと思いますか?
チームを活かすために管理者はどんなマネジメントをしなければならないと思いますか?
本講義では、これらのことについて、自分なりの 答えを持つことを目的にしています。
ただ漠然と褒めればよいわけではありません。
しっかりと人間の行動について理解した上で、部下とのコミュニケーションが取れるように学習していきましょう。

1.管理職、リーダー人材の切実な悩みの数々
切実な悩みの数々・・・
管理職、リーダーの皆さんは、部下の育成において、日々、切実な悩みを抱えていると思います。
例えば、
「思うように人材が育ってくれない」
「いつまでも仕事を覚えてくれない」
「何度言っても、自分が伝えたい内容が伝わらない」
「そのため、ついつい怒鳴りつけてしまう」
「部下のことで、しょっちゅうイライラしている」
等のことを思ったことがある方は、非常に多いのではないでしょうか。
では、部下の育成に苦労している方は、部下が育たないのは、どんなことが原因だと考えているのでしょうか。

このような考え方は今日で忘れよう!
「あいつらが真剣におれの話を聞いていないからだ。」
「あいつらが本気で仕事をしていないからだ。」
「仕事は教えてもらうのではなく、自分で盗んで覚えるものだ。」
と言ったように、部下自身の姿勢のせいにする人もいるでしょう。
「最近の若者はやる気が足りない」と、若者と一括りにしてしまう人もいるでしょう。
部下が育たないのは、「おれの人間力が足りないからだ。」「おれにはカリスマ性がないから部下は付いてこないんだ。」というように、自分の人間性のせいにしてしまう人もいるでしょう。
結論から言うと、これらは全て間違いです。このような考え方は、今日で忘れてしまって大丈夫です。
実務において部下とのコミュニケーションの際に活かせるポイントやコツを、本講座においてしっかりと学習していきましょう。

部下を育てるための行動分析学
1つ目は、部下が育たない原因について
2つ目は、行動分析学と職場マネジメントについて
3つ目は、部下の育成における基本について
それぞれ説明していきます。

2.部下が育たない原因を知る
教え手が教え方を知らない
部下が育たないのは、必ずしも部下自身の資質に問題があるわけではありません。
多くのケースにおいて、原因は、この1点だと言われています。
それは、教え手が教え方を知らないことです。
教え手というのは、つまり部長や課長のような、上司の立場にある人たちのことです。
なぜ教え手が教え方を知らないことが原因なのか、これを理解するために、「行動分析学」という視点を学んでいきましょう。

若手社員がイキイキと働けるような環境づくりの一端を担うはずの「教育」。会社として教育の全体像が描かれていないため、多くの企業では「点」の教育しか行えていないのが実態です。なぜ教育が活性化しないのか、その答えの1つに体系化があります。本コラムでは、製造業をはじめとした多くの企業における共通の課題である「教育の体系化」について、多くの企業でやりがちな失敗例と具体的な進め方について紹介しています。
3.行動分析学と職場マネジメントを知る
人間の行動を科学的に研究する学問
行動分析学とは、人間の行動を科学的に研究する学問のことです。
人がその行動をするのはなぜか。
そして、その行動を変化させるには、どうすればよいか。
これを解明することを目的として、アメリカで古くから研究され、体系化された分野です。
アメリカでは、数えきれないほどの実績があり、日本でも急速に広まってきているマネジメント手法です。
この行動分析学の考え方を実践し、職場の意識が大きく変化した会社もたくさん存在します。

結果や成果を変えたければ、行動を変えるしか方法がない
基本的な考え方として、日々の業務やプロジェクト、改善活動などの結果や成果は、社員 1人ひとりの 行動の集合によって決まります。
従って、行動の集合によって結果や成果が決まってしまう以上は、それを変えたければ、行動を変えるしか方法はありません。
このことが大前提であり、部下の行動に焦点を絞って、コミュニケーション・指導をしていくことで、必ずありたい職場に近づいていきます。
この「行動に焦点を絞る」 というのがポイントです。非常に重要ですので、常に頭の片隅に置いておくようにしましょう。

4.部下の育成における基本を知る
あなたにとって、ありたい職場とは?
さて、ここで質問です。
あなたにとって、ありたい職場とはどんな職場ですか?
部下にこうなって欲しい!について、10秒間頭の中でイメージしてみましょう。
・・・
皆さん、様々なありたい職場像を思い浮かべたと思います。
正解はありませんが、恐らく多くの方は、風通しの良い イキイキとした職場をイメージしたのではないでしょうか。

部下の「行動」に焦点を絞る
間違っても、部下の心を正し、思い通りの行動をさせることだと思ってはいけません。
部下の「行動」に焦点を絞って職場マネジメントを行ない、イキイキ職場をつくっていきましょう。

若手社員がイキイキと働けるような環境づくりの一端を担うはずの「教育」。会社として教育の全体像が描かれていないため、多くの企業では「点」の教育しか行えていないのが実態です。なぜ教育が活性化しないのか、その答えの1つに体系化があります。本コラムでは、製造業をはじめとした多くの企業における共通の課題である「教育の体系化」について、多くの企業でやりがちな失敗例と具体的な進め方について紹介しています。
5.第1章まとめ
部下の心を正し、思い通りの行動をさせることではないことを、確実に覚えておきましょう。

以上で、「チームを活かす部下とのコミュニケーション術 第1章:部下が育たないのはなぜか?」の講義を終わります。
このコンテンツが、あなたの今後の活動に役立つことを、心から願っています。
引き続き、その他の講義も是非ご覧ください。
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