ロジカルシンキング

MECE(ミーシー,ミッシー)とは

MECE(ミーシー,ミッシー)とは?

MECE(ミーシー,ミッシー)-スライド1

改善活動やビジネスの現場では、物事をロジカルシンキング(論理的思考)で考えることが必要です。

物事をロジカルに考えることで、問題解決が的確にできたり、より有効な戦略を立てることができるため、ビジネスマンには必要不可欠な力です。

このロジカルシンキングの1つには、MECEと呼ばれるものがあります。

MECE(ミーシーあるいはミッシーと読みます)とは、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveを略したもので、“漏れなく、ダブりなく”全体を網羅することを指します。

例えば、スライドの左の図では、対象の全体に対して、洗い出した切り口は、漏れが沢山あり、MECEになっていません。一方、スライドの右の図では、対象の全体をしっかりと網羅する形で、漏れなくダブリない切り口で洗い出されているので、MECEになっています。

このようなイメージで対象を洗い出していくことが、改善活動やビジネスの現場では非常に大切になります。

MECEになっている?

通勤手段のMECE
MECE(ミーシー,ミッシー)-スライド2

では例として、「通勤手段」を洗い出す場合を考えてみましょう。

「公共機関、自動車、バイク、徒歩、電車」

これは、MECEになっているでしょうか?

そうですね、これはMECEにはなっておりません。

問題点としては、まずは、公共機関と電車がダブリがあります。そして、自転車という手段が抜けています。

従って、MECEを満足した洗い出しをするには、「公共機関、自動車、バイク、自転車、徒歩」となっていなければいけません。

なお、乗り物と徒歩に分けても、MECEを満足しますよね!

従業員のMECE
MECE(ミーシー,ミッシー)-スライド3

もう1つ、「従業員」を洗い出す場合を考えてみましょう。

「新卒社員、若手社員、中堅社員、ベテラン社員」

これは、MECEになっているでしょうか?

そうです、これもMECEにはなっておりません。どこが間違っているか分かりますか?

これは、新卒社員と若手社員がダブリがあることが間違いです。新卒は当然若手の場合がほとんどですので、この洗い出し方だと適切ではないのです。

従って、MECEを満足するためには、「新卒社員、新卒社員以外の若手社員、中堅社員、ベテラン社員」とするか、「若手社員、中堅社員、ベテラン社員」の3つとすればよいですね!

なお、「正社員、契約社員、派遣社員、パート」という洗い出しでも、MECEを満足します。

改善活動で活用できる切り口

4M視点+I(情報)+E(環境)
MECE(ミーシー,ミッシー)-スライド4

改善活動で活用できる切り口として、4M視点、I(情報)、E(環境)を覚えておきましょう。

トラブル発生要因や不良発生要因等を分析する際は、思いつきで要因を洗い出していては、どうしても抜け漏れが出てしまいます。
そこで登場するのが、4M視点、I(情報)、E(環境)です。

4M視点とは、
・人(Man)
・設備(Machine)
・材料(Material)
・方法(Method)
のことで、頭文字の4つのMを取り、4Mと呼びます。
これに、Information 情報の「I」、Environment 環境の「E」を加えた切り口で分析を進めていくことで、大抵の場合は抜け漏れなく洗い出しができ、問題解決がうまくいく確率が高くなるのです。

4M視点、I(情報)、E(環境)は、改善活動における基本中の基本です。確実に覚えておきましょう!

MECEで効果的な分析・対策をしよう!

MECE(ミーシー,ミッシー)-スライド5

漏れやダブリがあると、考えるべき全体像を正しく捉えることができません。

例えば、漏れがあると大事な要因を見落としてしまうこともあります。
また、ダブリがあれば、正しい対策を策定できないこともあります。

結果として問題が解決されずに再発する可能性が発生してしまうのです。

MECEを的確に行ない、正しい問題解決を行なうことで、経営資源(ヒト・モノ・カネ)を効率的に活用していきましょう!


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