段取り改善

段取り改善のステップ

◆目次◆

このページでは、段取り改善(段取り短縮、切り替え時間短縮、切り替え短縮とも言います)の概要と進め方について紹介しています。内段取りと外段取りの違い等、基本を押さえて正しいステップで段取り改善を進めていきましょう。

段取りとは
段取り改善の必要性
段取り作業の考え方
内段取りと外段取り
段取り時間改善のステップ

段取りとは

段取りとは、「物事を行なう順序や手順、準備のこと」を指します。
もともとは、歌舞伎の構成や展開のことを示す楽屋用語として使われたことが始まりだそうです。

現在でも、「段取り八分(だんどりはちぶ)」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは、「物事が成功するかどうかは、準備段階で80%が決まってしまうよ。」ということを意味した言葉です。

いい仕事がしたいならば、事前段取りから手を抜かずにしっかりと取り組まなければいけないということですね。

製造現場でも、この「段取り」は非常に重要です。なぜならば、段取りは生産性に大きな影響を及ぼし、延いては顧客からの受注、つまり会社の競争力にまで影響を与えてしまう可能性すらあるのです。

段取り改善の必要性

段取り改善のステップ-スライド2

現代では、市場ニーズや経営ニーズは非常に多様化しています。

そのことにより、
・多品種少量生産
・短納期化の要求の高まり
・在庫リスクの回避
等のニーズが発生しています。

これらに対応出来なければ、厳しい競争環境下で生き残っていくことは不可能と言っても過言ではありません。
いかに市場ニーズ、経営ニーズに対応していくかを、社員1人1人が考えていかなければいけない時代なのです。

そして、これらのニーズに対応するためには、生産のロットサイズと生産タイミングを「出荷に合わせる」必要があります。「生産ロットを小さくし、必要な時に必要な分だけ造る」考え方です。

そうです、これが段取り改善のニーズです。時間が掛かる段取りを短時間で行なえるようにすることで、市場のニーズに応えていくのが「段取り改善」なのです。

段取りが半分になれば・・・

段取り改善のステップ-スライド3

例えば、1回1時間掛かっている段取り作業があるとします。

もし、この段取り作業の1回当たりの時間を半分に短縮することが出来れば、多品種化が更に進んで2倍の段取り回数が必要になったとしても、難なく対応することが出来ます。

段取り時間が掛かるからと言って、いつまでも顧客ニーズを考えない生産方法を行なっていると、いつかは顧客に選んでもらえなくなります。そうならないように、日々顧客ニーズに対応するための「段取り改善」を推進していかなければならないのです。

なお、「段取り改善」は、「段取り短縮」「段取り時間短縮」「切替改善」「切替時間短縮」等々、様々な呼び方をされますが、本ページではこれらは全て同じ意味と定義し、「段取り改善」という表記に統一します。

段取り作業の考え方

段取り改善のステップ-スライド4

「段取り時間」については、正しく捉えられていないケースが多々あります。どこからどこまでの時間が「段取り時間」なのか、正しく理解をしておくようにしましょう。

段取り時間は、

  • 今造っている製品の作業が終わった瞬間から
  • 次の製品に切り替えて1個目の良品が出来た瞬間

までの時間のことを言います。

注意すべき点としては、終了のタイミングが「段取りが終わった瞬間」ではなく、「良品が出来た瞬間」であることです。

例えば、段取りを雑に早く終わらせたとしても、製造開始後にやり直しや微調整等が発生していたのでは、生産性向上に繋がっていません。また、早く段取りが終了したとしても、その分次の製造開始までに手待ちが発生してしまっていては何の意味もありません。

しっかりと「良品が出来る」状態に準備が出来ていて、なおかつ「終了後すぐ作業に」取り掛かれているかを押さえて改善を進めていくために、段取り時間は正しく定義をしなければいけないのです。

内段取りと外段取り

段取り改善のステップ-スライド5

段取り改善を進めて行く上では、「2種類の段取り作業」について違いを明確に覚えておくようにしましょう。

1つは、内段取りです。
内段取りとは、「機械・作業を一旦止めてから、作業しなければならない段取り作業のこと」を指します。

もう1つは、外段取りです。
外段取りとは、「機械を動かしながら(作業者が作業をしながら)、外で段取り作業を行なうこと」を指します。

どちらも改善をする必要のある作業ですが、生産性に直結する内段取りの方をより優先的に改善を進めていくようにしましょう。

段取り時間改善のステップ

それでは、段取り時間改善のステップについて確認していきましょう。
これから説明するステップで段取り改善を進めると、効果的に進めていくことが可能となります。

第1ステップは?

段取り改善のステップ-スライド6

まず第1ステップは、「大まかにしか時間把握出来ていない状態」を「作業分析を行ない、内段取り、外段取り、ムダの3つに分類」することです。

段取り改善を推進する初期の段階では、1回の作業時間自体を全く把握出来ていなかったり、大まかにしか把握出来ていない状態だと思います。この状態では、現状の問題点や改善の着眼点を見つけることが出来ません。

そこで、まずは段取り作業分析をしっかりと行ない、内段取り、外段取り、ムダの割合を明確化しなければいけないのです。

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