改善活動の基礎講座 ~カイゼンの基本編~

改善活動の考え方と進め方【改善活動の基礎講座-カイゼンの基本編:第2章】

第2章では、改善活動の2つのアプローチである日常改善・目標設定型改善の違いやサイクル、改善活動を行なう上での心得等について解説をしています。

第2章:改善活動の考え方と進め方

◆カイゼン講座:改善活動の基礎講座-カイゼンの基本編◆

改善活動では、カイゼンの基本、基礎知識を確実に理解した上で活動をすることで、より大きな成果を獲得することが可能です。
本講座では、「問題と課題」「QCD」「三現主義、5ゲン主義」「5W2H」「PDCAサイクル」等、ビジネスマンとしては当然知っていなければいけない考え方・知識を確実に習得していきましょう。

第1章:企業活動のキホン
第2章:改善活動の考え方と進め方 ⇒ このページはココ
第3章:問題と課題の違い
第4章:生産管理の3要素「QCD」とは
第5章:三現主義、5ゲン主義とは
第6章:5W2Hとは
第7章:PDCAサイクルとは

第2章:改善活動の考え方と進め方 目次

  1. 改善活動のキホン
  2. 改善活動の2つのアプローチ
  3. 日常改善と目標設定型改善の違い
  4. 日常改善と目標設定型改善のサイクル
  5. 改善活動の心得
  6. 第2章まとめ

動画講義

学習スタート!

目次改善活動の考え方と進め方-スライド3

第2章では、下記の順番で学習を行ないます。

1.改善活動のキホン
2.改善活動の2つのアプローチ
3.日常改善と目標設定型改善の違い
4.日常改善と目標設定型改善のサイクル
5.改善活動の心得
6.第2章まとめ

1.改善活動のキホン

経営成果に繋げる改善活動の考え方と進め方-スライド5

改善活動のキホンは、「問題に気付く」 という問題意識と、「自身にもその責任の一端があると考える」 当事者意識を持ち、自主・自律的に行動することで、経営成果につなげる事です。

改善活動では、問題を改善するという行動を行ないますが、問題を見つけることで改善に繋がり、経営成果を獲得できます。

そして、改善をすることで、更に次の問題に気付くという意識改革が促されます。

このサイクルを繰り返し回していくことで、経営成果、意識改革を継続的に獲得していくことこそが改善活動です。

2.改善活動の2つのアプローチ

日常改善と目標設定方改善改善活動の考え方と進め方-スライド7

生産活動の中には、やりにくい、ルールが曖昧、ルールを守らない、ダラリ作業などにより、本来あるべき水準より現状が低下してしまっていることが通常です。

この状態に対して、1つ目のアプローチは日常改善です。
日常改善は、マンネリを打破する、抵抗勢力を説得する、当事者意識を促す、気付きを連鎖させる等のことを行ない、本来あるべき水準へ上昇させる活動です。
この日常改善では、全員参加で進めることが必須となります。

そして、もう1つのアプローチは、目標設定型改善です。
目標設定型改善では、近い将来ありたい水準へ向かって、MUST思考で考え、継続的にPDCAを回しながら進める活動です。
ありたい姿のために、今何をすべきなのか、どうやって既存の壁を破っていくのかを考え大胆に推進していくことが鍵になります。

日常改善を継続することで、現場力の向上に繋がり、目標設定型改善が成功していくことで、成果の獲得に繋がっていくのです。

3.日常改善と目標設定型改善の違い

全員参加型とプロジェクト型改善活動の考え方と進め方-スライド9

日常改善と目標設定型改善の違いをまとめたのがこちらの表です。

それぞれの違いを確認しましょう。

活動方針改善活動の考え方と進め方-スライド10

まず、活動方針に関しては、日常改善は全員参加型であり、目標設定型改善はプロジェクト型で進めます。

日常改善が全員参加で問題を見つけ改善するのに対し、目標設定型改善はプロジェクトメンバー中心にありたい姿を描き、改善を進めるという違いがあります。

考え方・狙い改善活動の考え方と進め方-スライド11

次に、考え方・狙いの違いです。

日常改善は、「やりにくい、わかりにくいを撲滅する。即実践、即体感。小さな改善を数多く繰り返し、成果を積み上げる。」という特徴があります。

一方で、目標設定型改善は、「大きな改善を行ない経営成果に直結させる。目標に対して、何をすれば達成するかをブレイクダウンする。」という考え方で進めていきます。

進め方改善活動の考え方と進め方-スライド12

次に、進め方の違いについてです。

日常改善では、日々の気付きを全員で挙げることが重要です。

目標設定型改善では、PDCAを繰り返し、諦めずにやり抜くことが大切です。

人材育成と職場風土改善活動の考え方と進め方-スライド13

最後に、人材育成と職場風土に関してです。

日常改善では、
・日々問題意識を持つ癖を付け、改善マインドを上げること。
・当事者意識を持つこと。
・リーダーは現地現物で問題をさばく力を付けること。
・職場コミュニケーションを良くし何でも相談できる風土をつくること。
これらのことを重視していきます。

一方で、目標設定型改善では、
・具体的に事実を掴む力を向上させること。
・原因を掘り下げ、原理原則で分析的に考える力を向上させること。
・リーダーシップを発揮すること。
・既存の発想の枠を超えたアイデアを創出すること
等も狙いとなります。

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