講座ナビ
第1章:企業活動のキホン方
第2章:改善活動の考え方と進め方
第3章:問題と課題の違い
第4章:生産管理の3要素「QCD」とは
第5章:三現主義、5ゲン主義とは ⇒ このページはココ
第6章:5W2Hとは
第7章:PDCAサイクルとは
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「三現主義、5ゲン主義とは」動画講義
「三現主義、5ゲン主義とは」スライド講義
1.三現主義とは
机上の空論ばかりの議論ではダメ!
三現主義とは、3つの“現”を大事にする考え方です。
3つの“現”とは、現場、現物、現実の3つです。
必ず現場に足を運び、必ず現物を手に取り、現実を自分の目で見て確認する。
仕事、問題解決においては、この考え方が非常に大切です。
机上の空論ばかりの議論ではいけません。
必ず三現主義で問題解決を図るようにしていきましょう。

三現主義で行動出来ていますか?
データだけでは、見えてこないことがあります。判断を間違えることもあります。
現場に行って、現物を手に取り、現実を直視することで、いつも的確に問題を捉えることが出来る。
これが問題解決の大事なプロセスなのです。
三現主義は、「少し知識があるからと言って、アタマでっかちにならず、現状をしっかりと直視しなさい」という大事な教訓です。
あなた自身は三現主義で行動出来ていますか?
今一度自分の行動を振り返ってみましょう。

2.5ゲン主義とは
三現主義だけでは不十分
現代では、実は三現主義だけでは不十分で、5ゲン主義で行動する必要があります。
5ゲン主義とは、現場、現物、現実の三現主義に、原理、原則を加えた考え方です。
原理とは、物事を成り立たせる法則や、それを起こすメカニズム等のことを言います。
原則とは、多くの場合に当てはまる物事の決まりや規則のことを言います。

原理原則通りに物事が進まないと、付加価値を生み出すことができない
5ゲン主義で問題解決に臨むことで初めて、現場に役立つ根本対策を打つことが出来るようになります。
仕事では、原理原則通りに物事が進まないと、付加価値を生み出すことができません。
原理原則で考えるプロセスを何度も繰り返し、問題解決力を育て、付加価値を生み出していきましょう。

3.こんな時は5ゲン主義で行動しよう!
日々の自分の行動を振り返ろう
例えば、現場から不良品発生の連絡があった時。
必ず三現主義でモノを確認し、原理原則で問題を明確化していくことが求められます。
また、現場で取得しているデータがいつもと違う傾向を示した時。
必ず三現主義で実際に発生している状況を確認し、原理原則からのズレがないか調査をするようにしましょう。
そして、品質改善テーマに取り組む時。
過去の経験やデータだけを使って机上で議論をするだけではなく、5ゲン主義で解決に向けて取り組むことが必要です。
今の日々の自分の行動を振り返り、不足していたらすぐに改善をしていきましょう。

4.第5章まとめ
5ゲン主義で行動することで、付加価値を生む時間が増え、問題解決力を育てることに繋がります。

以上で、「改善活動の基礎講座~カイゼンの基本編~ 第5章:三現主義、5ゲン主義とは」の講義を終わります。
このコンテンツが、あなたの今後の活動に役立つことを、心から願っています。
引き続き、その他の講義も是非ご覧ください。
本講座では、「問題と課題」「QCD」「三現主義、5ゲン主義」「5W2H」「PDCAサイクル」等、ビジネスマンとしては当然知っていなければいけない考え方・知識を確実に習得していきましょう。
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第1章:企業活動のキホン方
第2章:改善活動の考え方と進め方
第3章:問題と課題の違い
第4章:生産管理の3要素「QCD」とは
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第6章:5W2Hとは
第7章:PDCAサイクルとは