流れ線図(フローダイアグラム)とは

本ページは、IE実践講座「i-002:工程分析の考え方と活用法」から流れ線図(フローダイアグラム)について一部抜粋してお送りしています。
※全章を学習の場合は、法人向けサービスをご検討ください。

流れ線図(フローダイアグラム)とは何か?作成方法について解説

流れ線図(フローダイアグラム)とはどんな手法?

流れ線図(フローダイアグラム)は、詳細工程分析図(フロープロセス・チャート)をレイアウト図に落とし込み、人やモノのムダな動き・動線を分析するための手法です。

流れ線図(フローダイアグラム)は、工程分析において動線が重要な要因となる場合に、詳細工程分析図と一緒に作成されます。
同じ経路の往復の存在、余分な歩行や運搬、人やモノの動きが激しく混雑する地点などが動線として確認できるので、レイアウトの改善方向などが一目で明らかになります。

流れ線図のイメージはここに示す通りです。人やモノがどのようなルートで動いているのかをレイアウト上に動線として記載していくことで、ムダを明らかにしていきます。

流れ線図の作り方

流れ線図作成においては、まずはレイアウト図を用意します。
Excelのオートシェイプ機能で作成したものや、手書きで作成したものでも構いません。
もちろん、縮尺や寸法が実際と大きく異なるものや、あまりに雑なものを使ってしまうと、正確な分析ができないので、ある程度正確だと認められるものを使用してください。

次に、基本情報を記載します。職場名、作業名、作成日、作業者を記載します。

次に、用意したレイアウト図をシートに貼り付けましょう。

動線を描き、分析記号や数値を記入する

次に、作業者や製品の動線を描きます。

当然ながら、モノや人の動きを現地現物でしっかりと調査した上で描いていくようにしてください。
何となく感覚で描いてはいけません。

次に、工程分析記号を書き入れます。
運搬の場合は、歩いていく方向に書き入れると分かりやすいですね。

そして、各工程・作業の内容(時間、距離等)を記入していきます。
レイアウト上で動線の近くの分かりやすい場所に書きましょう。

製品工程分析表や作業者工程分析表と一緒に活用しよう!

現状を流れ線図の中に落とし込むことができたら、詳細工程分析表と流れ線図をもとに、改善案を検討していきます。

ここでワンポイントです。
流れ線図だけでも分析は可能ですが、製品工程分析表や作業者工程分析表も可能な限り一緒につくりましょう。
2つを合わせて確認しながら改善案を検討していくことが、より大きな効果を上げるためのコツの1つです。

もう1つワンポイントです。
改善後の動線は赤色にするなど、色を変えて記載すると効果が一目で分かるのでオススメです。

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