詳細工程分析(製品工程分析、作業者工程分析)とは

本ページは、IE実践講座「i-002:工程分析の考え方と活用法」から詳細工程分析(製品工程分析、作業者工程分析)について一部抜粋してお送りしています。
※全章を学習の場合は、法人向けサービスをご検討ください。

詳細工程分析は製品工程分析と作業者工程分析がある!

詳細工程分析図(フロー・プロセス・チャート)とは

詳細工程分析図は、フロー・プロセス・チャートとも呼ばれる手法です。

詳細工程分析図(フロー・プロセス・チャート)は、ここに示すようなチャート図になります。
原材料・部品から製品に至る生産工程の全貌を詳細に把握できることが特徴です。

ここでワンポイントです。
詳細工程分析はその名の通り、詳細な分析を行ないたい時に有効な手法です。
一方、単純工程分析は、工程の全体像を大まかに掴むことが目的でした。

実際の使い方としては、単純工程分析で問題になる工程を特定し、その工程に対して詳細工程分析を行っていく形が基本です。
もし全ての工程を詳細に分析しては、手間も掛かり、逆に問題が見えにくくなってしまうからです。

従って、単純工程分析である程度対象を絞った上で詳細分析を行なう方が合理的な進め方であると覚えておきましょう。

製品工程分析と作業者工程分析とは

詳細工程分析は2種類に分けられまずが、何と何か分かりますか?

それは、製品工程分析と作業者工程分析の2つです。

製品工程分析は、工程の詳細を「モノ」の動きの視点から分析する方法です。

一方、作業者工程分析は、工程の詳細を「ヒト」の動きの視点から分析する方法です。

製品工程分析と作業者工程分析はどう使い分ける?

さて、モノの視点とヒトの視点から分析すると言いましたが、実際にはどう使い分けたらよいのでしょうか?

使い分けのイメージとしては、このように考えましょう。

まず、製品工程分析は、
・モノの動線を知りたい・改善したい時
・リードタイムを知りたい・短縮したい時
・レイアウトを改善したい時
等に活用します。動線・リードタイムが特に重要なキーワードです。

一方、作業者工程分析では、
・作業者の動線を知りたい・改善したい時
・みずすまし・段取り作業者・リフト作業者等の動きやパターンを知りたい・改善したい時
等に活用します。特に、繰り返し作業を行なっていない付帯作業者は、普段どのような動きをしているか見えにくいことがあります。
そんな時は、作業者工程分析を行ない、実情を把握し改善するアプローチをすると効果的です。

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