仕事をする上で新しい発想やアイディアを求められる場面は多いものです。
しかし、他人が思いつかないようなアイデアを出したいと思っても、そう簡単に思いつくものではありませんよね。
そんなときに活用したいのが、トニー・ブザン氏が提唱した「マインドマップ」というノート術です。
本ページではマインドマップの作成の仕方を紹介します。
若手社員がイキイキと働けるような環境づくりの一端を担うはずの「教育」。会社として教育の全体像が描かれていないため、多くの企業では「点」の教育しか行えていないのが実態です。なぜ教育が活性化しないのか、その答えの1つに体系化があります。本コラムでは、製造業をはじめとした多くの企業における共通の課題である「教育の体系化」について、多くの企業でやりがちな失敗例と具体的な進め方について紹介しています。
マインドマップとは
マインドマップとは、あるテーマについて、連想されるキーワードを放射線状につなげて書いていくことで、頭の中で考えていることを可視化する方法です。
マインドマップを描くことによって頭の中が整理され、物事の全体像を把握することが出来るようになります。
頭の中を整理できると、発想力が豊かになり、どんどんアイディアが出てき易くなると言われており、このマインドマップは非常に有効なツールです。
マインドマップの作り方
「マインドマップ」を作成するためのツールもたくさんありますが、紙への手書きがおすすめです。
◆用意するものはふたつだけ!
- A4サイズ以上の無地の紙(出来るだけ大きい用紙のほうが良い)
横向きに置いて使います。 - 3色以上のカラーペン
たくさんの色を使ってカラフルに描くことでマップが生き生きとし、発想が膨らみます。
まず、中心に主題となるキーワードやイメージを書くところから始めます。
目標や課題、問題点などです。
次に中心のキーワードやイメージから連想されることを思いつく限りどんどん書き出していきます。
このとき木の枝のように曲線でつなげて、放射状に広がるように書きます。
詳しく書く必要はなく、短いキーワードでOKです。
ひとつの枝にはひとつのキーワードだけ書くようにしましょう。
この一番最初のメインの枝は4~5本くらいにすると作りやすいのでおすすめです。
さらにこのメインの枝の先を分岐させて、さらに連想されることを広げていきます。一方向だけに集中するのではなく、あっちこっちへ枝を伸ばしていくと豊かなマップを作ることが出来ます。
マインドマップのすすめ
アイディアを出すコツは、ゼロから新しく考え出そうとするのではなく、既存のアイディアから連想ゲームのように広げていくことです。
人間の脳は「放射思考」と言って、ひとつの情報から他の情報と関連付けられ、またその情報がさらに別の情報へと放射線状に思考を広げています。マインドマップはこういった脳の仕組みに基づいているので、単にノート術にとどまらず、発想力、記憶力、問題解決能力を高めることが出来るのです。
また、マインドマップが使えるのはアイデアを出すときだけに限りません。
読んだ本の内容をまとめたいとき、キャリアプランを立てるときや、勉強をするときなど、様々なシーンに役立てることが出来ます。
以上マインドマップの基本の作り方を紹介しました。
自分にとって一番やりやすい方法でぜひ試してみてください。